何をするにもやる気が起きない…
いつも気分が暗く、憂鬱で元気になれない、人との関わりが面倒で煩わしい、趣味に興味が無くなってしまった、テレビを見ていても面白く感じない…
またふとした時に、無意識に涙が流れるなど、この様な症状が1ヶ月以上に渡って続くような時は『うつ状態』の可能性があります。
人は誰でも悲しいことや失敗といった体験すると、落ち込んだり、憂鬱になりますが、時間とともに忘れてもとに戻っていくものです。ところが、そういった気分が長く続き、普段の生活に支障がでるような場合は『うつ病』として治療の対象となります。
一口に『うつ病』とは言っても、個々によって皆同じものではなく、様々なタイプに分けられます。
不安、イライラ、眠れない、食欲がない、頭が回らない、焦りが強い、などの症状が伴う場合は単なる気分の問題、 俗にいう『気の持ちよう』と流さずに、うつの可能性を疑ってみることが必要です。
『うつ』の症状について
- 気分が落ち込む。自信がなくなる。イライラする。急に悲しくなる。
- 集中力、判断力の低下。悲観的で自責的な考え方になる。
- 気力がなくなる。おっくうになる。楽しいと感じられずに興味がわかなくなる。
- 不眠、食欲低下、倦怠感、肩こり、頭痛、胃の不快感、便秘、性欲低下。
『うつ病』の治療について
うつ病は、適切な治療を受けることで良い方向に向かいます。
抗うつ薬による治療がほとんのど場合で基本となりますが、当院では必要最小量での治療を心がけております。
当院ではまた、医師や臨床心理士(カウンセラー)による対話での心理・精神療法を併用し、速やかな症状の改善を目指してまいります。心の苦しみ、悩み事などお一人で抱え込まずに、もしかして?と思われたその時はどうぞお気軽に当院までご相談下さい。